【北海道での被害状況(H23.3.19現在)】
※行事等を掲載している頁をお借りして、北海道の状況をお知らせします。
北海道でも海岸沿いで広範囲にわたり津波による被害(特に漁業関係)が出ました。
現在、日常生活に関しては、冠水・浸水の影響を受けた太平洋岸の一部地域を除き、通常の生活が出来ております。
●人的被害(北海道総務部危機対策局危機対策課ホームページから)
・死者1名
(函館市1名:水死)
・軽傷3名
(恵庭市1名:避難時に転倒、函館市1名:避難時に転倒、苫小牧市1名:地震発生時に自宅階段から転落)
●水産被害(北海道総務部危機対策局危機対策課ホームページ参照)
漁港、漁港海岸、漁場被害(78件)、水産関連施設被害(215件)、漁船被害(717件)、養殖施設(21組合)
●住宅被害(北海道総務部危機対策局危機対策課ホームページから)
・床上浸水:355棟
(函館市77棟、伊達市5棟、豊浦町15棟、浦河町2棟、えりも町20棟、様似町14棟、広尾町12棟、厚岸町88棟、浜中町1棟、根室市9棟、浦幌町1棟、釧路市111棟)
・床下浸水:407棟
(函館市50棟、伊達市2棟、豊浦町10棟、日高町10棟、様似町13棟、えりも町7棟、広尾町6棟、浦幌町7棟、厚岸町137棟、釧路市163棟、根室市2棟)
・一部破損:4棟
(函館市2棟、木古内町1棟、えりも町1棟)
●鉄道(JR北海道ホームページから)
JR北海道の函館運輸所及び函館駅構内が津波で冠水、車両・設備が被災した影響で、道南・本州方面の交通に影響が出ています。
●福祉施設一時避難(報道機関ホームページから)
特別養護老人ホーム(様似町1施設)
●商業施設(各施設ホームページから)
大型商業施設(釧路市)が休業中のほか、ショッピングゾーン(函館市)等で一部休業を強いられている店舗もありますが、徐々に復旧してきており、観光客の受け入れも行っています。
●観光地・宿泊施設(各施設ホームページから)
本震災に伴う自粛ムードや風評被害によるキャンセル等の影響により観光客等の減少はみられますが、殆どの施設は通常通り営業していますのでご安心ください。
●物流・生活(報道機関・関係機関情報等のまとめ)
東北・北関東地方の製造工場の被災や本州からの物流ルート変更による物資到達の遅れ、一部買い占め行動等の影響により、北海道内では、品物によっては若干手に入りにくいものもございます。しかし、北海道内の国道・道道の通行止めは解除されており、港湾も復旧していることから、北海道内では生活関連物資が十分に確保されており、日常生活に支障が生じるような品不足にはなっておりません。
|